こだわりのアメリカン！ホンダ シャドウをカスタムしてみよう！

この記事では、ホンダの人気アメリカンバイク「シャドウ」をカスタムする方法についてご紹介していきたいと思います！カスタムについて考える前に、まずホンダ シャドウとはどんなバイクなのかを簡単にご説明しましょう。ベースとなるシャドウの基本的な情報を知っておけば、カスタムの際に役立つことがあるかも知れません。

シャドウ（SHADOW）は、本田技研工業が製造するクルーザー（アメリカン）タイプのバイクで、シリーズ車種として排気量別に数車種が生産されています。主なラインナップとしては、 NV750カスタム(初代)、シャドウ400 / 750、VT750S / 400S、1100ccクラスと分かれていて、他にVT125シャドウという主にヨーロッパの初心者向けに販売されていたモデルも存在しています。

1997年に発売されたシャドウ400 / 750 は車体がほぼ共通しています。発売当初は既にチョッパーとして販売されていたスティードと住み分けを計るため、シャドウはクラシックタイプの外装を強調していましたが、後にクルーザー車両はシャドウに統一されることになりました。

搭載されるエンジンは、スティードに搭載されるものをベースに吸排気系の変更で出力向上を果たし、採用されているワイドレシオのギアは1段1段の伸び感を演出しています。

ホンダ シャドウはノーマルでも十分に魅力のあるバイクなのですが、自分だけのバイクにカスタムすれば、その魅力は更に増しますよね。 長く人気を博してきた シャドウにはカスタムパーツも豊富に揃っており、様々なスタイルを追求することが出来ます。シャドウは シンプルなバイクゆえにカスタムしやすく、自分好みの特別な一台に仕上げる楽しみを存分に味わうことが出来ます！。

では、いよいよホンダ シャドウをカスタムしていきたいと思いますが、一口にカスタムといっても一体どこから手をつければ良いか分からないという方のために、カスタムを行う前に知っておくと役に立ついくつかのポイントをご紹介したいと思います。

まず目の前の愛車と向き合い、このバイクをどうしたいかをじっくり考えてみましょう。スピードを追求したドラッグレーサースタイル、落ち着いたクラシックスタイル、少し渋めのヴィンテージスタイル、もしくは派手に尖がったチョッパースタイルなど、カスタム後、完成した自分だけのオリジナルシャドウにまたがる姿をイメージするなら、カスタムへの意欲が湧いてくることでしょう！

好みのスタイルは漠然と描けても、具体的な完成像がイメージしにくい時は、とにかく色々なカスタム済のホンダ シャドウを見ることです。「シャドウ」、「カスタム」、「画像」のキーワードをインターネットで検索することで、たくさんのカスタムバイクを見ることができます。それらの中から参考にしたいと思うカッコいい、またはお洒落なホンダ シャドウを見つけることが、カスタムの第一歩となります。

そのように、出来上がったときのイメージをしっかり持っていないと、気に入ったパーツを別々に買って取り付けたは良いものの、バランスがいまいちという残念な事にもなりかねません！

実のところ、カスタムの順番に何か決まりがあるわけではありません。自由に、自分好みの愛車を作り上げていくのがカスタムの醍醐味ですが、パーツによって、簡単に変えられるものと、比較的難易度の高いものがあります。それで、ここではカスタムは初めてという方におススメのパーツを紹介したいと思います。

カスタムにあたって、まずおススメなのはミラーやウィンカーの交換です。パーツの価格も安く、初心者でも簡単に交換できますが、効果は大！ミラーやウィンカーをカスタムするだけで愛車の印象はかなり変わるものです。そして、ミラーに関してはノーマルよりもさらに見やすくなるものも有りますので機能性の向上も期待できます！

次はカスタムの王道とも言えるマフラーの交換です！マフラーを交換することには、見た目のドレスアップに加え、排気効率、出力の向上、パーツによっては軽量化といったメリットもあります。パワーアップして、尚且つ軽くなり扱いやすくなると当然走るのも楽しくなります。ホンダ シャドウのマフラーにはたくさんの選択肢がありますので、自分のスタイルに合ったオリジナルマフラーを選んでみてください！

バイクのカスタムは、手をかけた分だけ愛車への愛着が深まっていきます。自分が手がけたバイクがたくさんの人に注目されるのは嬉しいことですよね。カスタムの好みは様々ですが、ここでは特に、シャドウでド派手に目立ちたい！というあなたにピッタリのカスタムのポイントを紹介します！

自分だけのスペシャルなホンダ シャドウにしたいという方におススメなのがカスタムペイントです。費用も時間もかなりかかりますが、間違いなくルックスに大きなインパクトを加えることが出来ます。自分で塗装を学んで根気よくペイントすることもできますし、ショップに依頼することも選択肢の一つです。とにかくド派手に注目を浴びたいという方は、是非カスタムペイントを試してみてください。

またペイントに関して覚えておくと良いのは、お店に依頼する際に、パーツを分解して持ち込むことが出来ればその分価格も安くなり、仕上がりも早くなるという点です。

チョッパースタイルが好きな方におススメしたいのがスプリンガーフォーク！これは文句なしに目立ちます。しかし、サスペンションとしての働きはほぼ期待できないので、乗り心地、取り回し共にかなり悪くなります。また価格もほとんどが20万円以上高価なパーツです。それでもとにかく恰好重視！という方はスプリンガーフォークをチョイスしてみてはいかがでしょうか。

ここまで、ホンダ シャドウのカスタムについて簡単にご紹介してきましたが、カスタムの魅力がお分かりいただけたでしょうか。
しかし、カスタムの本当の面白さは、やはり実際に自分の手で愛車をいじることで初めて感じられると思います。その中で色々悩み、考え、自分のスタイルを模索して見つけ出す過程もカスタムの醍醐味といえるかも知れません。そのようにして完成したドラッグスター400は、あなたにとって世界に一台の特別な愛車となることでしょう！