2016/01/13 更新
バイクの値段は本体価格だけじゃない?隠れた値段についてまとめ
バイクを購入するときは本体の値段を重視するかと思います。しかしバイクを購入するときは本体の値段だけではなく、隠された値段についても考える必要があります。バイクの法的費用や任意保険など、これらの費用もバイクの値段に入れて考えるべきです。
バイクを購入するとき、皆さんの基準はなんでしょうか?購入基準は人によって様々です。ツーリング目的でしたら中型車・大型車で、簡単な移動でしたら原付でもいいでしょう。しかし一番の判断基準はバイクの値段ではないでしょうか?バイクの値段は大事です。お金ですからね。しかしバイク本体の値段だけ見るのは危険ですよ!
今日はバイク本体以外にかかる費用を含めた値段について考えてみましょう!
バイクには様々な費用がかかります。
バイク本体の値段以外にどのようなお金がかかるのでしょうか?この諸費用はトータルすると結構大きな額になります。バイクの値段に加えるようにしましょう。
バイクの購入では、車両本体を購入する費用の他に「諸費用」が必要です。
諸費用とは、購入したバイクを公道を走れる状態にするための費用で、その内訳は大きく2つの費用に区別すると、金額が法律で定められた法定費用 と 販売店が独自に定める手数料 となります。
つまり
●購入価格=本体価格+諸費用(法定費用+手数料)
という事になります。
バイクの諸費用込みで値段を考えるくせをつけましょう。諸費用の値段も小さくないです。
バイク
結構な額がかかります。
法定費用には、 ○自動車重量税 ○軽自動車税 ○自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)○印紙代 などがあります。
手数料には、○納車整備手数料 ○登録代行手数料 などがあります。
金額は販売店によって、また車種や整備内容によって変わってきます。おおよそ原付で15,000円ぐらい、250cc以上で40,000円ぐらいが目安でしょうか。
一般的な諸費用の合計額をまとめてみました。(自賠責保険は24ヶ月で計算)
・原動機付き自転車(50cc) 約23,000円〜
・原動機付き自転車(50〜125cc) 約25,000円〜
・軽二輪自動車(126〜250cc) 約60,000円〜
・小型二輪自動車(251〜400cc) 約80,000円〜
・大型二輪自動車(400cc〜) 約95,000円〜
この諸費用の合計額+本体価格が、実際にバイクの購入で必要な費用という事になります。
バイクの法的費用の種類は多いです。大型二輪はなんと10万円近くします!バイクの隠れた値段もバカになりません。10万あれば、それなりの値段のバイクが買えてしまいます。
法的費用について
もう1つバイクには隠れている値段があります。それは任意保険です。任意保険に入っていないともし事故をしたときに相手を怪我させてしまったりすると、本当に責任が取れなくなってしまいます。バイクの隠れた値段として考えておきましょう。
自賠責保険のみでは、対人(自己相手の死亡や怪我)の最低限度額しか保証されません。その為、事故の相手に対して何億という高額の賠償費用が発生した場合や、事故の相手の自動車を修理する費用は一切カバーされません。つまり、自分自身のお金で相手に対して支払わなければならないのです。
例えば、あなたが購入したバイクで、うっかり、信号待ちで停車しているメルセデスベンツに突っ込んでしまった場合など、数百万円の高額の修理費用をあなたが支払うことになるかもしれません。この様な時、任意保険(バイク保険)に加入していると、あなたの代わりに保険会社が支払いをしてくれるのです。
任意保険(バイク保険)の保険料は、年齢などの条件により大きくことなるため一概に相場などは言えません。目安としては、初めて加入する場合、ざっと、未成年で12~22万円、20代で8~15万円、30代以降で5万~10万円と言ったところです。ただし、年齢や車種、自動車保険の有無により保険料は全然変わるので、一括見積サイトなどで一度見積もってみると良いでしょう。
バイクの任意保険もそれなりの値段します。値段が高いということは効果も高いということなので、バイクを買うときの値段に含めておきましょう。
バイクの隠された値段についてまとめてみました。バイク本体の値段のお金だけ用意して買っても、諸費用が払えないとバイクに乗れません。そんな悲しいことにならないようにバイクの値段には法的費用などの隠れた値段があることも考えておきましょう。