知られざる400SFのセパハンの事実にきっとうなずくことでしょう!!
2016/03/31
lalala.rararaura
2016/03/13 更新
いまや超人気バイクとなったYAMAHAのSR400 純正でも完成された見た目だが、カスタムしてこそ輝くこともある。今回はカフェレーサーをテーマに、定番のセパハンカスタムを紹介していこう。SR400とセパハン、かっこよくない訳がない。
レトロ、なのに新しい。
余分なものを削ぎ落とした、シンプルで美しいスタイリング。
さらに、ビッグシングルならではの歯切れよい鼓動感。
1978年、その誕生以来。
永い時の中で、熟成と深化を重ねてきたものだけが持つ、それが「本物」の味わい。
レトロな雰囲気の中にも、モダンな新しさをアピールしている。
1978年に製造されて以来、そのデザインを変えることなく不動の人気を誇ってきたSR400は、ノーマルのままで乗るもよし、とことんカスタムを楽しむもよし、という万能さで多様な車体がある。
クラシックだったノーマルのSR400からは想像できないようなスタイルとなったSR400。
もはや原形をとどめていないがこれでもれっきとしたSR400である。
筆者的にはこのカスタムは大好物である。
SR400といえばカフェレーサー、カフェレーサーといえばセパハン、セパハンといえばSR400
SR400とセパハンの相性は最高なのである。
おとなしく、落ち着いたデザインのSR400にセパハンを付けた瞬間、スタイリッシュないかにも速そうなバイクに変貌する。
1960年代、イギリスで唯一の24時間営業だったロンドンのカフェ、“エースカフェ”にロッカーズとよばれる若者達が毎夜のように集まった。彼らは改造したオートバイに乗り、店のジュークボックスにコインを入れて曲が始まると同時にスタートし、曲が終わるまでにカフェに戻ってくるという公道レースを行っていた。改造されるベース車両はノートンやトライアンフ、BSAなどのオートバイであった。当時は彼らロッカーズをカフェレーサーと呼んでいたが、その文化が世界中に広まり、現在の日本でもオートバイの改造スタイルの一つとして認知されている。
カフェレーサーの誕生は古く、今で言うクラシックスタイルのバイクが全盛期の時代に流行ったことから、カスタムベースとしてSR400等のクラシックスタイルのバイクが選ばれるのである。
そして、カフェ”レーサー”と言われるように、セパハン仕様にするのが一般的である。
クラシックなデザインでありながらも、深く前傾をとり速さを求めるのである。
SR400をセパハンにカスタムする上で重要になるのはやはり費用だろう。
一口にセパハンといってもメーカーも多く、値段も様々だ。
さらに、バイク屋に頼むか、自分でカスタムするかによっても大きく変わってくる。
先も言ったように、一口にセパハンといっても数はかなり多い。
続いてはセパハンの種類について紹介していこう。
外観も美しいアルミ削り出しアルマイト仕上げ。ハンドルバーはストレートバー、アングルバーの2種類から選択可能。
ストレートバー組合せ時は、垂れ角7度、アングルバー組合せ時は垂れ角1.5~12.5度まで3次元に調整可能。
また調整時に便利な目盛り付き。ハンドルバー、エンド内径φ16.5。デイトナ製アルミビレットバーエンド使用可能。
定番のデイトナのセパハン。
画像はSR400ではないが、SR400にもしっかりマッチし、使いやすさも兼ね備えている優秀なセパハンである。
きついポジション設定ではないので、ゆったりと乗れるセパハン。
また、六角レンチ1本でハンドルの垂れ角を2種から選択できるため、ツーリング先等でも簡単にポジション選択が可能。
国内でも屈指の総合パーツメーカーであるPOSH
値段はかなり張るが、シルバーポリッシュに輝く見た目はSR400のデザインにもよく合うだろう。
より美しさを求める人にお勧めするセパハンである。
さて、本題であるSR400セパハン化の費用について説明していこうと思う。
今回は上で紹介した2つのセパハンを例にする。
まずはデイトナだが、こちらのセパハンはクランプ部分とハンドルバーが別の商品として扱われており、別々の色に変えることができる。
SR400のカラーに合わせたり、セパハン部分を目立たせることもできるのだ。
値段に関してはセットで15000円ほど、ショップに依頼すればプラス約10000円、合計で25000円ほどだろうか。
カスタムの手間などを考えれば、まずまず妥当だと思える。
次にPOSHのセパハンだが、正直かなり高い。
値段にして約30000円ほど...見た目の美しさとSR400との相性を考えるとかなり理想的なセパハンではあるが、ショップに依頼して約40000円、おいそれと出せる金額ではない。
金銭に余裕がある人や、SR400にすべてをかける人にはぜひとも挑戦していただきたいセパハンである。
長くなってしまったが、少しでもSR400の魅力は伝わっただろうか。
今回紹介したセパハンカスタムの他にも、チョッパースタイル、フリスコスタイルなど様々なカスタムがある。
セパハンでレーシーに、チョッパーでワイルドに、SR400は自分の想像力のままにカスタムできる、素晴らしいバイクだ。
この記事がSR400乗りを増やすことに繋がれば、嬉しく思う。
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