これまでにバイクのカスタムペイントをしたことはおありですか?
2016/04/09
lalala.rararaura
2016/05/01 更新
ビンテージヘルメットの一角としてコルク半があります。旧車との見栄えはビンテージバイクの歴史の代名詞的な存在でしょう。カスタムペイントを施したコルク半の美しさに魅了される方も多くいます。カスタムしたコルク半についてこれからご紹介します!
コルク半は元はビンテージヘルメットと考えると良いでしょう。半キャップとコルク半との違いを説明するならば、半キャップの範疇の中にコルク半も含まれ、コルク半は旧車との相性を求めて制作されたビンテージヘルメットであると言うことができるでしょう。
もともと大半のコルク半がカスタムペイントされています。コルク半の代名詞と言えるデザインは、富士山の頂きに太陽が昇り、そこから太陽の光が差し込んでいる姿を大きく描いたものかもしれません。他にもコルク半のカスタムペイントには乗車する旧車のメーカーをかたどり、カスタムペイントしたものも見受けられます。
例えば、ホンダに旧車に乗る方が、コルク半に”Honda”とカスタムペイントすることがそれに当たるでしょう。コルク半も半キャップにも言えることですが、本来は安全性では十分とは言えない形状が多いのが実情です。コルク半も見ての通り、顔の半分は露出したままです。
ですから当然フルフェイスやジェット型のヘルメットとは安全面では比べられません。もちろん風や雨も直接ライダーにぶつかる訳です。
しかし、そもそも旧車を愛する方がその旧車と合わせてチョイスするのがコルク半であることからすれば、そうした機能面よりも見た目が重視されているのが実情です。コルク半はなぜコルク半と呼ばれているのでしょうか?
正真正銘のコルク半は実際にコルクによってヘルメットが出来上がっていたからです。コルク半の内側を見て見ればコルクが見えることもありました。しかし、そうしたコルク半とは異なり、ここ最近のコルク半は名前だけのコルク半も多いでしょう。
ここでコルク半について疑問もおありかもしれません。それは旧車と呼ばれるバイクの排気量が250㏄を超える排気量が一般的と言う点です。この点とコルク半とがどういう関係があるのでしょうか?確かにカスタムペイントを施したコルク半は旧車とのマッチングも良いかもしれません。
旧車に乗るライダーがフルフェイスをかぶっているシーンを容易に想像できないのも頷けます。旧車にはコルク半と言うほど選ばれているヘルメットなのです。しかし、その排気量にカスタムペイントを施したからといってコルク半を合わせるのは安全面上どうなのか?という点でしょう。
コルク半は中鵜型から大型にかけての排気量の車体には安全性としてはお勧めできなません。頭部を強打する場合にはコルク半では守り切れないのが現状です。コルク半をかぶる場合にはカスタムペイント以前にそうした点も考慮しなければならないでしょう。
コルク半のカスタムペイントとしては、一般的には新品のコルク半の塗装面をペーパーのやすりなどで研磨して、完全に脱脂します。脱脂することでコルク半のカスタムペイントがしっかりと載るようになるからです。
このカスタムには旧車のデザインとのマッチングも欠かせません。旧車が赤色なら、コルク半のカスタムペイントも赤色や赤色を基調とした色遣いを心がけるのが自然なことでしょう。カスタムはそのカスタムペイント自体の美しさやデザイン性と旧車のボディーそのものとのマッチングが全体の印象を決めるのです。
それでコルク半のカスタムペイントだけのデザインや色使い、好みだけで選ばないように注意すると良いでしょう。コルク半のカスタムペイントの魅力はそのカスタムの自由さにあります。コルク半のカスタムを施す面は半球です。
凹凸が無いためにカスタムをし易いのです。コルク半選びから基本的にはカスタムは始まります。そのベースカラーが黒なのか、白なのか、もしくは赤なのか?それによってもカスタムの仕方が変わってきます。コルク半のカスタムには、上述した通り、富士の日章を入れたり”Honda”や”SUZUKI”などメーカ名を入れるカスタムも選ぶことができます。
またはHondaならではのウィングマークを入れるカスタムペイントや富士山に月と雪を彩ったカスタムなどもあります。桜を入れたり、バイクのヘルメットの色使いにはなかなかない色をカスタムペイントすることもできるのです。
費用は主に技術料として2万円~4万円ほどがヘルメットを含めた合計金額になることが一般的です。
いかがだったでしょうか?コルク半のカスタムは今でも根強く行われています。
目を奪われるコルク半のカスタムペイントはもはや芸術の域と言っても過言ではないでしょう。
本来の目的以上に、美しさと旧車とのマッチングを見せることがコルク半のカスタムペイントの目的と言えるかもしれません。
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