2016/05/08 更新
急なバイクトラブル!自走できない時のバイクの運送について
突然の事故や故障でバイクが自走出来ない場合があります。その場合、修理してくれる所まで押して歩くのはとても無理ですよね。そこでバイクの運送です。バイクを運送してもらえば楽に修理してくれる所まで運べます。そこで今回はバイクの運送についてのうんちくと料金の比較です。
突然の事故でバイクが動かなくなっていしまった。
急にバイクが止まってしまってそのまま動かない。
暫く乗っていなかったのでエンジンがかからない。
等々…
バイクを運送する理由は基本的には自走困難になった時ですね。
それでは、どうやって運送するのが一般的なんでしょうか?
この写真の様に、トラックの荷台にバイクを積んで縄で固定すると言う運送方法が一般的です。
経験が無い方はバイクが落ちてしまいそう!と思うかもしれませんが、
案外カッチリと固定していて落ちる心配はありません。
このまま車を走らせてバイクを運送します。
運送の時にバイクが落ちないのは分かったけど、そもそもどうやって重たいバイクをトラックに乗せるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
バイクを運送する車に積む際は、写真の様なラダーレールと言うスロープを利用して乗せます。
要はカクンと段差になっているトラックの荷台と地面とを坂にして繋げて乗せると言う事ですね。
基本的にバイクの運送は、ラダーレールを使ってトラックにバイクを乗せて、運送します。
そして目的地の修理出来るバイク屋さんに到着した時、またラダーレールを使ってバイクをおろします。
これで運送完了です!
ちなみ2人以上でやる事を推奨しますが、自分でやる事も出来ます。
まずはバイクの積み方から。
車(軽トラ)へのバイクの積み方・降ろし方講座
続いてバイクの固定の仕方です。
軽トラにバイクをロープで簡単に固定してしまおう!~バイク輸送方法~
動画だと軽々と運送出来る状態にしていますが、実際やるのは結構難しいので、練習が必要になります。
きちんと落ちないと確認してから搬送しないと大惨事が待っているので気を付けて下さいね。
故障以外にもバイクを運送する事があります。
一例を挙げると、
旅行に行くから旅先でバイクに乗りたい。
けれど自分で乗ってそこまで行くのは大変だ。
と言う時や、
レース用の車検を通していないバイクをレース場まで運ぶ時、
フェリーに乗る時などでしょう。
トラックやフェリーで運送して、現地で降ろします。
実は結構高いバイクの運送費用。
JAFや任意保険でカバーしてくれている事が多いですが、規定の距離を超えると自腹になります。
出来るだけバイクの運送は避けたいですね。
例えば昼間に故障してしまった場合。、
JAFの会員の場合だと、15kmまで無料で15km超過の場合1km毎に720円と言う料金がバイクの運送にかかってきます。
非会員だと基本料8,230円、作業料4,650円、牽引料1kmにつき720円というかなりの高額な料金がバイクの運送にかかります。
最初に紹介するのはバイク保険の中でロードサービスが売りのチューリッヒ。
レッカー距離100kmまで無料!とかなり強気に運送してくれます。
東京の北端から南端に移動してもまだ余る距離です。
バイクを運送する時は是非保険のロードサービスを利用したい所ですね。
次は三井ダイレクト損保。
50km(実走距離)を限度に無料で牽(けん)引・搬送いたしますと言う事で、チューリッヒの半分しか運んでくれません。
遠出していた時は確実にこの距離をはみだしてしまうでしょう。
バイクの保険選びはロードサービスだけではありませんが、一つの目安になるのも事実です。
続いてアクサダイレクト。
二輪・原付については50kmまで無料で牽引・運送してくれます。
2社続けて50kmと言うのを見ると、チューリッヒのロードサービスが手厚いのが分かりますね。
訪問型自動車保険のあいおいニッセイ同和損保のサービスは、
運搬・搬送費用特約を利用すると約500km牽引・運送が可能です。
これなら遠出しても安心ですね。
幾つか保険のロードサービスをご紹介しましたが、保険はロードサービスだけで選ぶものではない事を注意して頂ければと思います。
運送しないで済むならそれが一番ですが、万が一運送しなくてはいけなくなった時の情報を紹介させて頂きました。
自分でやる、ロードサービスを利用する等選択肢は幾つかありますが、運転者の無事が一番です。
安全に楽しいバイクライフを送りましょうね!