2016/05/10 更新
バイクのフレームの塗装にこだわるなら下地処理から始めましょう!
バイクのフレームの塗装を美しくさせるための秘訣には一体なんでしょうか?錆ついたバイクが生まれ変わることなどできるのでしょうか?バイクのフレームの塗装に関わるいくつかの質問に対してこの記事を通してお答えしていきます!どうぞ参考になさってください!
痛んだバイクは買い替えなければ乗ることができないのでしょうか?もしその痛みがバイクのフレームだけであるならば、フレームの塗装を行うことによってバイクが生まれ変わるのです。
バイクのフレームの塗装の役目は主に3つあります。バイクのフレームの塗装の役目は保護ということになります。塗料は、塗装されることで物の表面上に一続きの強固な幕を形成することで周囲の環境から与えられる刺激から保護する役目があるのです。
バイクパーツの塗装、カウルやパーツ加工はカスタムの上級編と言えます。
バイクのフレームの塗装をしないとさび付いたパーツや穴が開きかけたところからどんどん浸食が進み最終的にはボロボロになってボディーから落下することも考えられます。それで大分痛みが出ていると感じたり、すでに劣化が進んでおりバイクのフレームの塗装がぜひとも必要であると専門店などでも指摘された場合にはバイクのフレームの塗装を実施しなければならないと言えます。
バイクのフレームの塗装の目的の2番目は美観と言えるでしょう。塗装されることによってバイクのボディーには色やツヤ、滑らかさや模様、ある場合には立体感などの仕上がり効果を与えることができます。バイクのボディーをフレームの塗装によって美しく、またその美しさが長続きするようになるのです。
下地処理をDIYで行うこともできますし、専門店でももちろん可能です。
バイクのフレームの塗装の目的の3番目は特別な機能をバイクのフレームに持たせることにあります。防カビはその一つでしょう。腐食したバイクのフレーム内には虫が入ってきたり、また耐熱機能が落ちているために太陽光による劣化も進んでいくのです。
こうした外的ないくつもの要因に耐えうる状態にするためにバイクのフレームの塗装が必要になるのです。既に痛んでいるバイクのフレームの塗装に際しては泥やオイルの汚れを落とすことから始めます。サビの浸食を止めてから初めて下地作りを始めることができるのです。
下地処理作業は仕上げの出来を左右する、とても大切な工程となります。
バイクのフレームの塗装前の脱脂はとても大切な作業です。特にエンジンの後ろの辺りは特に汚れがたまる場所ですのでバイクのフレームの塗装前に必ず汚れが落ちているかどうかを確認しておくと良いでしょう。
そして錆を落とす段階ですが、ここでは注意が必要です。錆がひどいからと言って下地のシルバーフレームが見えるまでペーパーやすりをかけないということです。錆には2種類あり、フレームまで浸食している錆と表面だけについている錆の2種類です。
塗装前の下地処理でどれほどきれいになるかで完成時の美しさも異なります。
基本的にはバイクのフレームの塗装前には浸食している箇所だけシルバーフレームが見える程度まで削っても良いですが、表面だけに付着している錆についてはあまり追いかける必要はないのです。ここで大切なのは、錆進行とめ剤をきちんと塗り込んでおくという事なのです。
これによって錆がフレームまで浸食しないように守ってくれるのです。バイクのフレームの塗装前にこの液剤を活用しておくことがフレームの塗装が長持ちする秘訣なのですね。
バイクのフレームの塗装前のサビ止めに力を入れましょう!
バイクのフレームの塗装時にはこれらの下地が終わったことが前提で始めますが、空気の巡回には十分注意をする必要があります。屋外で行う場合には髪の毛や足元や手にもしっかり防護できるものを着用し、ゴーグルやマスクも使用して塗装の微粒子が体内に入らないように十分注意をしながらバイクのフレームの塗装を行うと良いでしょう。
そしてバイクのフレームの塗装前には水を入れた霧吹きを活用して屋内にて塗装本番を行います。この霧吹きを空気中に拭くことで空気中の埃を取り除くのです。そしてサフを作ります。サフは塗装がバイクのフレームに乗りやすくするためのパテを水で薄めたようなものです。
サビているまま塗装しても塗装の効果は半減してしまいます。
サフェーサーと硬化剤、そしてシンナーを使用します。これで出来上がったサフェーサーを塗装前のフレームにまんべんなく吹きかけます。最初は薄く塗ってからどんどん厚く塗っていく過程を続けていきます。スイングアームやフォークも同様に行っていくのです。
この段階が終わって本塗装を行うという訳です。バイクのフレームの塗装では下地に占める重要度はとても高いと言えます。
この下地処理ができて初めてフレーム塗装が美しくなるのです。
塗装後にはダイヤモンドコーティング(メーカーによって名称は異なる)を施工することによってバイクのフレームの塗装後の塗装面が溶剤に強くなり、かつパーツクリーナーや耐ガソリンにも優れているコーティングです。このようにバイクのフレームの塗装には下地処理と、本塗装、そしてその後のコーティングに至る施工がセットになっています。
いかがだったでしょうか?
美しい塗装には直向きな下地処理が必要なのです。
バイクのフレームの塗装について考えてきました。確かにバイクのフレームの塗装の大部分は下地処理が占めていると言っても過言ではありません。そこで手を抜かなければバイクのフレームの塗装の完成度は高くなることでしょう。
いずれにしてもバイクのフレームの塗装にはDIYではなかなか扱えない細かい作業や劇薬を使用した作業も含まれますので専門店での施工が望ましいでしょう。
フレームや他の多くのパーツを塗装することでバイクの印象が変わりますね!