2016/05/11 更新
バイクの自賠責保険にきちんと加入していないと大変なことに!
バイクの自賠責保険は期限が過ぎていると大変なことになることをご存知でしたか?バイクの自賠責保険が機能しない場合にはなんと任意保険も機能しなくなるのです。これは一体どういうことでしょうか?バイクの自賠責保険にまつわる詳細をご紹介します!
バイクの自賠責保険はバイクを運転する時に、必ず加入することが法令で定められている保険のことです。自賠責保険のことを一般的に強制保険とも言います。
自賠責保険が満期を迎えたら更新手続が必須です!
オートバイの自賠責保険は50ccの原付バイクも含めて全てのバイクが加入しなければならないようになっています。もちろん自動車も自賠責保険に加入しなければなりません。バイクの自賠責保険に加入するのは、車検が必要になる250cc以上のオートバイでも車検時に加入することになりますが、250cc未満のバイクの場合はご自身で自賠責保険へ加入する手続きを行わなければなりません。
バイクの自賠責保険にもし加入していないとどのような結果になるでしょうか。仮に、自賠責保険に加入しないままオートバイを運転していた場合には罰則として、50万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役という思い刑罰が待っています。運転免許の停止処分や違反点数6点という罰が運転者に課せられることになります。
多色化した自賠責保険のステッカーは順次色をこのジャンルから繰り返します。
バイクの自賠責保険に加入してないだけで、これほどの重い罰則になるのですから、バイクに乗るライダーの責任はとても重いと言うことができます。ここで気になるのは、バイクの自賠責保険料ではないでしょうか。バイクの自賠責保険の料金は、法律で定められています。そのため、どこの保険会社で自賠責保険に加入しても保険料が同じになります。
加えて、バイクの排気量や契約期間によって自賠責保険料が変わるという特徴があります。バイクの自賠責保険の契約期間は1年から5年までと幅があります。バイクの自賠責保険は長期で契約すればするほど、保険料が割引きされる仕組みになっています。バイクの自賠責保険が支払いをしてくれる事故の種類についてもここでご紹介したいと思います。
バイクの自賠責保険が切れていないかをチェックすることが大切です!
バイクの自賠責保険では、被害者がケガをした場合と被害者がケガで死亡した場合とで保険料に違いが生じます。バイクの自賠責保険が適応される”被害者がケガをした場合”では、傷害によって損害の支払限度額が120万円まで保証されます。
加えて後遺障害によって損害や後遺障害の程度に応じて支払限度額3,000万円まで~75万円 までと支払額に幅があるのです。もし神経系統に大きなダメージが残るなど常時介護が必要になった場合には最高4,000万円までがバイクの自賠責保険によって支払われることになります。
インターネットからも自賠責保険の申し込みができる時代になりました!
バイクの自賠責保険がカバーしてくれる被害者がケガで死亡した場合には支払限度額は3000万円まどに加えて、死亡に至るまでの障害によって引き起こされる損害額をカバーするために120万円までがバイクの自賠責保険によってカバーされます。
ですからバイクの自賠責保険が切れたままになっているといかに損失が大きくなるかが分かります。バイクの自賠責保険はあくまでも強制保険であり必要最低限の保証をカバーするためのものです。そのため、自賠責保険だけでは全ての補償をカバーすることができないことは明白です。
バイクの自賠責保険に加入すると証書とシールを受け取ることになります。
そのため自動車保険と同様に万が一に備えてバイクの任意保険へ加入することがとても大切なのです。ちなみに、バイクの自賠責保険に加入していなかったり、自賠責保険の満期が過ぎている場合には保険が適応されません。
自賠責保険の請求方法を図から見るとこのような形になります。
このような状況で事故を起こしてしまった場合には、仮に任意保険に加入していたとしてもバイクの自賠責保険の機能が果たされなければ、任意保険の補償内容がどれほど優れていても、その保証が適応されないことになります。
それでぜひともバイクの自賠責保険がきちんと機能するようにバイクの自賠責保険が切れていないか、きちんと加入しているかどうかを定期的に確認しておくことは大切です。
バイクの自賠責保険の保証対象はこの図の通りになります。
いかがだったでしょうか?
バイクの自賠責保険と任意保険のカバーする対象を知っておくことが大切です。
バイクの自賠責保険は必要最低限の保障でありながら、バイクの自賠責保険ありきですべての保証が得られるといっても過言ではありません。
どんなに優れた任意保険に加入していてもバイクの自賠責保険が機能しなければ、ただのその保証内容も紙切れ同然で効果が得られないからです。それでバイクの自賠責保険の定期的な確認は今後も引き続き行うようにしたいものですね。
バイクの自賠責保険の費用を図から見るとこのようになります。