2016/07/11 更新
バイクのヘルメットにはどんな種類があるのか調べてみました。
一口にバイクヘルメットといってもいろいろな種類があります。ヘルメットはバイクに乗る上で一番重要なアイテムともいえます。今回はバイクのヘルメットにはどんな種類があるのか調べてみました。バイクのヘルメット選びの参考になればと思います。
バイクヘルメット
バイクに乗るのに一番最初に必要となるバイク用品と言ったらもちろんヘルメットです。
しかし、いざ買うとなると種類やメーカーなどがいろいろありすぎて、どんなヘルメットを買ったらいいのかわからないというのがほとんどだと思います。
ヘルメット選びのコツとしては、自分のバイクの排気量やタイプにあった形状と、用途に合わせた規格を選ぶことです。
バイクヘルメット
つまりバイクの種類にあったヘルメットを選びつつ、安全を確保することが重要です。
バイクヘルメット フルフェイス
顔全体を守るため安全性が非常に高いです。メーカによってはレース対応基準のものもあり、高規格のものが多数あります。
短所を挙げるならば、顔全体を覆うため、開放感が少なく、ジェットなどと比べて通気性が悪く暑いです。重量的には比較的重たいです。
バイクヘルメット システムタイプ
フルフェイスと同等の防風効果があり、メガネをかけたまま装着できるモデルもあります。フリップをあげれば開放感はジェットと同じくらいになります。
パーツが多いため重量的には重たくなり、全体的に大きく感じます。あごの部分の保護性能はフルフェイスにくらべ落ちます。
バイクヘルメット ジェットタイプ
後頭部まで覆われているので、安全性はまずまず高いです。
シールド部分をつけたり、とったり、様々なものに変更できるのでバリエーションが豊富です。顔の部分は比較的空いているので開放感はあります。
逆に、顔の部分が開いているため、危険性は高めで、フルフェイスより安全性は低いです。
バイクヘルメット ハーフタイプ
覆われている部分が比較的少ないので開放感は高いです。
重量的には軽く、比較的安価なものが多いです。しかし、事故時には安全性において不安があり、けがの可能性は高くなります。形状的に一番安全性は低いです。125cc以下対応の規格のみです。
バイクヘルメット オフロードタイプ
フルフェイス並みに安全性が高いです。
ゴーグルを使用できて、バイザーなどオフに特化した形状となっています。ゴーグルとメットの隙間から雨などが顔に当たるようです。バイザーが風を受けやすいため高速道路に不向きです。
バイクヘルメットの安全規格
このマークは安全基準の目安になるSGマークです。
125cc以下用と自動二輪車用が設定されています。このマークがあるものはバイク用ヘルメットとして使用可能です。これがないと公道で使用できませんので注意が必要です。
バイクヘルメットの安全規格
JIS(日本工業規格)が定めた安全規格をクリアしていることを示すのがこのマークです。
落下試験などの様々な厳しい性能テストをクリアしたものが認定されています。これにも125cc以下用と自動二輪車用を設定しています。
バイクヘルメットを使用し公道を走るためには、必ずSGマークが付いている必要があります。SG非認定のヘルメットは公道で使用することはできません。
バイクヘルメットの安全規格
非営利的機関、「スネル財団」が定める非常に厳しい安全規格です。世界で最も厳しい安全基準としても有名です。
また、輸入ヘルメットにはSNELLは通っているものの、SGが無いものがあります。安全性では問題なさそうに見えても、SGマークが無い=乗車用ヘルメットをして認められないのでご注意下さい。
自分の頭のサイズを測り、その数値を参考にして、各社サイズ表から自分に合ったサイズを探すことでぴったりフィットするバイク用ヘルメットを見つけることができます。
自分のサイズに合ったバイクヘルメットを選ぶ
自分の頭の外周サイズをメジャーで測ります。一番広い部分を測るのがコツです。
数値をもとに各メーカーのサイズ票を参考にしてヘルメット選びをします。同じメーカーでもモデルや種類によってサイズ感が違うように感じると思いますので、実際に試着して合わせていくのが一番いいです。
以上に紹介してきたように、バイクのヘルメット種類には様々なものがあります。その種類の中で、さらにメーカーやデザインがあるので購入の際は非常に悩むと思います。まずは自分のバイクの形状に合ったもので、一番の最優先は安全性だと思いますのでそこを最重要視してください。