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    これでバッチリ!意外と簡単に出来るバイクのオイル交換!!

    いよいよツーリングシーズンが到来!!ツーリング前には、バイクのオイル交換も忘れずに!「どーすれば良いかわからない」なんて初心者の人も大丈夫。ここでは、初心者でも出来るオイル交換の方法を教えます!自分のバイクは自分でお手入れが基本です。

    エンジンオイルの基礎知識。

    エンジンオイルはバイクにとって重要な存在です。
    その役割は、バイクのエンジンの潤滑や洗浄などです。
    バイクに使われるエンジンオイルも色々な種類が市販されていますので、
    自分のバイクに合ったものを選ぶようにしましょう。

    このようにたくさんの種類があります。
    適当に選ばず、自分のバイクや乗り方に合ったエンジンオイルを選ばなければいけません。

    エンジンオイルの役割

    エンジンオイルは、エンジンをスムーズに動かす役割があります。
    エンジンオイルが無くなると、バイクのエンジン内の金属部品が高熱を持ち、
    焼きつきなどを起こし、故障の原因になります。
    その他にも、エンジンオイルは洗浄・防腐・冷却・密閉などの役割をもっています。
    だからこそ、定期的に点検し、劣化したら交換する必要があります。

    たった一つのオイルが、こんなにたくさんの役割を持っています。
    エンジンオイルの役割をよく理解して、
    オイル交換の意識を忘れずにしましょう。

    エンジンオイルの種類

    エンジンオイルの種類は、市販されているもので成分に応じて大きく3種類です。
    バイクメーカーの規定があるので、バイクメーカー規定のオイルの種類を選びましょう。
    規定のオイルがわからない場合には、適当に選ばずメーカーに問い合わせてみましょう。

    鉱物油

    天然鉱物油がベースです。
    値段が安く、汎用性も高いが高温になると劣化してしまい、
    一度劣化するとオイル交換しないといけません。

    化学合成油

    値段は高いですが、鉱物油とは違って高温になり一度劣化しても
    温度が再び下がると、オイル性能が回復します。
    オイルシールが化学合成油に対応していないと、オイル漏れしてしまうので注意が必要です。

    部分合成油

    鉱物油と化学合成油の中間の値段。
    鉱物油と化学合成油のいいところを取ったオイル。
    幅広い、バイクに対応しています。
    オイルシールへの攻撃性もないので、オイル交換後もオイル漏れの心配もない。

    部分合成油は鉱物油と化学合成油を混ぜたものと思うとわかり易いですね。

    このように鉱物油と化学合成油では、
    オイルの粒子の大きさや形が異なります。

    バイクのエンジンオイル交換。

    バイクのオイル交換のサイクルは、最低でもメーカー指定のオイル交換サイクルを厳守しましょう。
    「3000kmでオイル交換」とも言われてますが、これはあくまで目安と考えておきましょう。
    意外とオイル交換の頻度は高いものと、意識しておく必要があります。

    エンジンオイルはこのように劣化していきます。
    全く違う色に変色しているのが、わかります。
    この状態になったら、オイル交換が必要です。

    いざ、バイクのオイル交換へ!!

    では、ここからバイクのオイル交換に入ります。

    必要な道具は・・・
    ・メガネレンチ
    ・新品のエンジンオイル
    ・廃油ボックス

    バイクのドレンボルトを緩める

    エンジンオイルを抜くためのドレンボルトをメガネレンチで緩めます。
    (ここでは、まだ外さないでください。)
    メガネレンチは反時計回りです。

    ボルトを外してエンジンオイルを抜く

    エンジンオイルを抜く前に、ボルトの下に廃油ボックスをセットして下さい。
    (オイル交換前に、廃油ボックスも忘れずに購入してください。)
    廃油ボックスをセットしたら、ドレンボルトを手で外します。

    市販で購入しない場合には、
    自分で作る人もいるようです。
    少しでも安くすませたい人は、
    自分で作ってみてもいいでしょう。

    ドレンボルトを締める

    オイルの排出口から、オイルが垂れてこなくなったらオイルが抜けきった合図です。
    抜けきったら、ボルトを手で取りつけて、レンチを使って締め付けます。
    緩めた時を同じ加減で締めるのがポイントです。

    オイル交換の最後は、オイルの注入

    ボルトをしっかり締めたら、オイル注油口にあるキャップを外して、
    注入口からオイルを入れます。
    オイルを入れるときは、ノズルを使用するとこぼれずに入れることができます。
    キャップを締めたら、3分ほどアイドリングし、バイクを直立させて点検窓からオイル量を確認しましょう。

    写真のようにバイクにオイルを注入していきます。
    ノズルは、無料でもらえます。

    点検窓がないバイクもあるので、
    ないときはレベルゲージで確認しましょう。
    3分の2がオイル量の目安となります。
    ここまでできたらオイル交換終了です。

    オイル交換について理解できたでしょうか?

    ここまでで、バイクのオイル交換について理解できたでしょうか?
    自分で定期的にオイル交換をして、バイクへの愛着を確認し、安全にツーリングへ出掛けましょう。

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