2016/03/08
あべちゃんこ
2016/02/11 更新
小さい、軽い、取り回しも楽、維持費も少なくてすみ、自動車や自動二輪へのStepupの前にぜひ乗っておきたい原付だからこそ任意保険は不可欠だ。何しろ一般道では原付でも加害者にも被害者にもなるリスクもある。ここでは万が一に備えて任意保険について考えてみよう。
人間が吹っ飛ぶ...原付と車が高速で衝突するとww(事故閲覧注意)
打ち所が悪ければ確実に大変な事態になる。いざというときの任意保険を!
体がむき出しの原付はいざという時に危ない
毎日、新聞やTVニュースをにぎわす交通事故。そこに知り合いの名前を見て驚いたりする事も割と良くある。こういった事故はできるだけ避けたいものだが、いくらこちらが気をつけていてもいわゆる「もらい事故」も確実に存在する。交通ルールを守るのは勿論、万が一に備えダメージの少ない装備を心がけて、できるだけ怪我のないようにしたい。また加害者になる事もある事を考えて任意保険は必須という事を頭に入れておこう。
京王井の頭線高井戸駅、原付バイクがバスの下に潜り込む事故
鉄道を巻き込んでの事故は多額の損害賠償を課せられる事がある
ドラレコ 原付巻き込み大事故
いつもの町中で気づかぬうちに巻き込まれる事もある
16歳になると原付免許を取る事ができるので誕生日が来るのを指折り数えワクワクした人も多いだろう。自転車から原付に乗り換えることにより、今まで行けなかったところまで簡単に行けるようになって確実に世界が広がるのも嬉しい。しかし便利な原付も時として加害者にも被害者にもなる事を忘れないでほしい。コンパクトゆえ見逃されて車に巻き込まれたり、歩行者や自転車と接触すれば相手も怪我をする。そんな万が一の時に味方になってくれるのが「任意保険」だ。原付でも大型オートバイでも普通車で一般道を走るのならば必須である。
任意保険の対人賠償保険で人身事故に備える
億を越える賠償金はほとんどの普通の家庭では払えない。その先には地獄が待っている。
任意保険のすすめ
自賠責保険(強制保険)と任意保険の違いは図の通り。自賠責保険だけでは万が一の大きな事故には足りない
原付の任意保険料
あくまで概算だが、年齢によって掛け金が大きく違うのでチェックすること
任意保険とは読んで字のごとく「任意」であり強制ではない。しかし運転している限り、自分が交通事故を起こさないという保障はどこにもない。会社によっては任意保険に入っていない車での通勤を認めていないケースも多い。写真を見てもらえると分かるが実際に請求された賠償金額は驚くものがある。お金で命は戻ってこないが、せめてもの償いという意味でも裁判で確定した賠償金は支払わねばならない。万が一に備え任意保険に入る事は決して高い出費とは言えない。むしろ最優先してしかるべき正当なコストである。
大事な人を亡くした時に行う!損害賠償請求とは?
遭わなくてもよい事故で命を奪われた遺族の悲しみは大きい。原付でも任意保険で十分な保障準備を
バイク保険の相場をチェック!原付バイク(50cc)編
原付は一般道を走る乗り物としては小さい部類。任意保険は必ず入ろう!
任意保険の大事さは分かったが、いったいどんなところで入ればよいのだろう?知り合いもいないし…という人にも強い味方がいる。いわゆる「通販型保険」「インターネットからのお申し込み」などという言葉を見聞きしたこともあるだろう。現在各社よりさまざまなニーズに合わせた保険が用意されている。各社からネット見積もりをもらって比較検討すると判りやすいのでおすすめだ。
原付バイク任意保険 無料一括見積もり
検索するとこのようなサイトはすぐに見つかる。毎日乗る原付を凶器にしない為にも任意保険に加入しよう
原付バイクの任意保険加入率は21%!自賠責保険の失効にもご注意!
事故はぶつかる相手を選んでくれない。だから原付にも任意保険を!
とは言うもののなかなか「原付に任意保険の金額的負担がなあ…」という人にとっておきの入り方がある。それは「ファミリーバイク特約」という特約を利用する事だ。あなたに同居の家族(本人も含む)が自動車の任意保険に入っていれば、この特約をつけることが可能。原付といっても50cc以下だけではなく、125cc以下までのバイクが対象となっている。現在の自動車の任意保険料に7000円程度上乗せして支払う。(保険会社によって若干変動あり)保険料の負担は単独で入るものより少ないのに、補償は任意保険並みに十分受けられるのがメリットだ。その他の特徴としては「対人・対物に関して契約している自動車の任意保険と同じ保険金額で補償される」「特約に年齢条件が無いので、原付を使う家族全員が補償される(特約を付けた自動車任意保険の年齢条件が30歳未満不担保の場合でも、この特約に限り全年齢が対象となる)」「所有している原付等のファミリーバイクの数に制限が無いので、複数台持っている人にはありがたい」そして「原付等のファミリーバイクで事故を起こし特約を使っても元の保険の等級は変わらない」というよい事尽くめの特約なので見逃す手はない。ただし搭乗者傷害保険がついていないため、自分のケガを考慮すると人身傷害補償保険に加入するか、他の傷害保険などに加入しておけば間違いない。
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