2016/05/08
axela0414
2016/11/11 更新
原付と言えば通勤や近場への買い物に足代わりに使うイメージが強い乗り物ですが,実は原付でも信じられないぐらいの速さを出せる車輛があるんです!そんな原付に魅せられ最速を求める人に向けた原付最速情報のまとめをお届けしたいと思います。
原付2st最速の代名詞とも言えるホンダライブディオZX(AF35)
今では無くなった2st時代の原付最速と言えば間違いなくこのライブディオZXでした。今でも町中で乗っている人を多数見かけます。前後期とあり,なんと前期は7.2馬力!
リミッター解除のみで最高速は70キロ以上とも!?
ライブディオ(A-AF34/A-AF35)はディオの中でも比較的流通用が多く、
街中でも未だに見かけるポピュラーな2stスクーターである。
その中でもライブディオZXはスポーツモデルであり、前期は7.2馬力モデルを発揮する。
2st最速の原付と言えば2st時代から続くJOG-ZRシリーズ
2st時代からライブディオZZXと人気を二分していた原付の名車であるJOG-ZR
4stになった今でもその名は伊達ではありません。最高速はリミッターにより60キロ前後ですが,パワフルな加速で最高速までの到達時間が圧倒的!
ノーマルだと経験からでは圧倒的に現行の4stJOGですね
たまに100km程度の原付ツーリングを10台ぐらいで行きますが、加速力、登坂力ともにjogが速いですね
ただし最高速はリミッターが付いているのでどれも60kmちょいですよ
50ccのノーマルスクーター,いわゆるノーマルの原付で最速を競い合うミニバイクレース界においても,規制前の7.2馬力を誇るJOG-ZRが圧倒的人気で一番出場台数が多くなっています。
国産では味わえないサイズとパワー アプリリアSR50
言わずと知れたイタリアのバイクメーカーであるアプリリアから発売されているSR50シリーズです。ミニバイクで水冷エンジンやデュアルディスクを先駆けて導入するなど最先端をいっており,原付の中での最速スクーター間違いなしです。
エンジンは50ccにしてはパワフルで、扱いづらいピーキーさはない。ただ正直なところ、30km/hという制限速度の中では、このマシンの本領はなかなか発揮できない。試しにクローズドな環境に持ち込んで走ってみたところ、30km/hを超えたあたりからパワーが盛り上がり、80km/h近くまで一気に吹け上がるという、圧巻の走りを見せた。
原付で最速を目指すなら改造が必須!
プロショップにお任せすればもちろん綺麗に仕上がりますが,費用を抑えたい方は自分の手でいじりましょう。
原付最速への手順は以下の通りです↓
現在一般的に流通している原付は基本的に60キロ以上でないようリミッターが設定されています。
このリミッターをカットしてくれるのが社外性CDI。これだけでも約5キロは最高速アップが可能です。お値段は1万円前後。
2stスクーターには60キロ以上出ないようにリミッターってのが付いてます(古い型のは付いてない物もある)
リミッターとは純正のCDIに入ってるプログラム?でエンジンが60キロ以上出る回転になった時
点火を制御して回転を上げないようにするための物です。
ちなみにCDIとはエンジンの点火タイミングをとる装置です。
原付はミッションと違ってギアがない代わりに,プーリーという無段変速機を利用しています。
このプーリーを交換してギアでいうギア比を上げ,中に入っているウェイトローラーを交換することで約5~10キロは最高速アップが可能です。
原付にはプーリー(無段変速機のこと)ってのが付いていてこれを交換してギヤ比を
上げます。ついでにウエイトローラー(プーリーの中に入ってて円心力で変速させるおもり)を
ちょこっと軽いのにして加速アップ!!
ベルトノーマルでもちゃんと走るけどすり減って最高速が出ないようだったら要交換。
原付2stスクーター最速へ向けた改造で一番分かりやすくメジャーなのがこの社外性チャンバーとパワーフィルターへの交換です。パワーフィルターはチャンバーの性能を引き出す為です。チャンバー交換では物がよれば10キロ以上も最高速がアップします。
ノーマルフィルターはゴミをとるためと消音のことしか考えてないので社外チャンバーや
ボアアップするためには交換しなきゃいけないです。
要するにパワーフィルターは最高速を上げるとかじゃなくて社外チャンバーやボアアップの本来の性能を出すために付けます
ノーマルマフラーの場合だとうるさくなるだけで逆に遅くなる場合があるので注意!!
原付最速化へ向けた改造での終着点であり一番効果を実感できるのがこのボアアップ&ビックキャブ取り付けです。ボアアップとは要するに排気量を50㏄以上に大幅アップしちゃいましょうということで,排気量が上がるので約10キロの最高速アップと鬼加速を手中に!
セッティングですが、基本的にMJしか触らない改造が大半ですがボアアップの場合MJ・SJ両方の変更が必要になる場合があります。またウエイトローラーは軽くしていく方向が大半ですがエンジンの"基本性能"が底上げされるボアアップはトルクが増すため今現在より重くする必要があります。SJは大体はひとつ上の番手に上げるだけでOKですがMJ・SJのセッティングは濃い方からが基本なので手持ちの一番大きい番手を取り敢えず突っ込みましょう。
原付で最速化を目指す方に向けた情報をまとめてみましたが,いかがでしたでしょうか?
カスタム初心者の方でもここの情報を参考に,是非自分の手で原付最速を目指してみてください♪
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