2016/07/21
panda.555
2016/02/18 更新
鈴鹿サーキットといえば、F1やロードレースなどが開催される国際的なサーキット。今回はこの鈴鹿サーキットで行われるイベントをご紹介します!モータースポーツってあんまりなあという方も、この記事を参考に、ぜひいろいろなイベントを見に行ってみてください!
まずはじめに、鈴鹿サーキットがどんなところなのか、ご紹介いたします。
鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットは、国際レーシングコースを中心としたレジャー施設です。コースのほかに遊園地「モートピア」やホテルなどがあり、「モビリティリゾート」(自動車を題材とする行楽地)として親しまれています。
鈴鹿サーキットは、1962年に日本初の本格サーキットとして、本田技研工業(ホンダ)によって建設されました。1961年6月に着工し、1962年9月に完成。総工費15億円(現代に換算すると255億円)にも達したとのことです。
遊園地「モートピア」
ホンダのグループ企業「モビリティランド」が運営する遊園地が、この「モートピア」です。鈴鹿サーキット敷地内にあります。
自分で操作する遊具(アトラクション)が多く、子どもが自分で運転する楽しさを味わえます。また、運転する交通ルールやマナーを学べる遊具もあります。
小さいお子さんも十分に楽しめる、モータースポーツランドです。
天然温泉クア・ガーデン
鈴鹿サーキットの隣にあるのが、この鈴鹿サーキット温泉の日帰り入浴施設「天然温泉クアガーデン」です。温泉エリアには、大浴場、サウナ、露天風呂があり、湯上り休憩所のリラックスルームにはキッズルームもあるのでお子さんが遊ぶ姿をみながらくつろぐことが出来ます。
またこのクア・ガーデンでは、一年を通して利用できる温水プールもあり、遊んだ後にゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。
鈴鹿サーキット ファミリーキャンプ
こちらは、鈴鹿サーキットホテルエリア内にあるオートキャンプ場です。いろいろなプランがありますが、キャンプ初心者でも安心して楽しめるように、テントやテーブルなどの基本セットが用意された「らくらくフリーサイト」「らくらく電源付サイト」などもあります。
また、鈴鹿サーキットホテル・ファミリーキャンプに宿泊する場合は、滞在期間中の遊園地モートピアの入場が無料になるなどの特典も!
さて、こんな遊べるところ満載の鈴鹿サーキットですが、ここではどんなイベントが開かれているのでしょうか?鈴鹿サーキットのイベントをご紹介します!
F1(FIAフォーミュラ・ワン・ワールド・チャンピオンシップ)とは、国際自動車連盟(FIA)が主催する世界最高峰のオープンホイールカーレースシリーズのことです。現在は4輪の1人乗りフォーミュラカーで行われます。また開催名は「国名+グランプリ」で表されることが普通です。
F1日本グランプリ
最高峰自動車レースであるF1は、ヨーロッパにおいては、市民の熱狂を集めるスポーツの一つであり、世界的に見ても人気が高いスポーツです。
F1というレースに参加するには、「スーパーライセンス」という世界最高のライセンスが必要です。
国際ライセンスはA、B、Cとありますが、この国際Aライセンスをもつレーサーの中でも、ほんの一部だけに与えられるのが「スーパーライセンス」です。
この世界最高の力を持つレーサーのレースを見ようと、鈴鹿にも毎年たくさんの人たちが訪れます。2015年のF1グランプリには3日間で16万5000人が来場しました。
国内フォーミュラ時代を経て、1987年から鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されるようになりました。現在は2018年まで鈴鹿サーキットで行われることが決まっています
F1日本グランプリ
鈴鹿8時間耐久ロードレース(すずかはちじかんたいきゅうロードレース)とは、毎年夏に鈴鹿サーキットで開催される日本最大のオートバイレースのことです。通称は鈴鹿8耐(すずかはちたい)。
鈴鹿8時間耐久ロードレース
夏の鈴鹿の名物レースのひとつで、オートバイによる8時間の耐久レースです。1978年から開催され、国内有数の集客を誇るモータースポーツイベントとなっています。
1984年から日本コカ・コーラが冠スポンサーとなっています。
鈴鹿8時間耐久ロードレース 前夜祭
鈴鹿8時間耐久ロードレースでは毎年前夜祭も行われており、こちらも見逃せないイベント、体験したいイベントのひとつとなっています。
毎年多彩なゲストを招いてのトークやデモランがあり、ピットウォークでは参戦ライダーやマシンを間近で見ることができます!
前夜祭 ナイトピットウォーク
ナイトピットウォークでは、各チームのピット練習などを見ることができ、普段とは違う雰囲気が味わえます。毎年、各チームからサプライズがあるとのこと!
鈴鹿8時間耐久ロードレース
シマノ鈴鹿国際ロードレースは、毎年8月下旬に鈴鹿サーキットで開催される自転車競技大会です。
主催はシマノです。
シマノ鈴鹿国際ロードレース
メインは国内外プロレーサーが集う「シマノ鈴鹿国際ロードレース」ですが、年齢・性別・レベルに合わせた多彩な種目も用意されており、自転車競技の愛好者なら誰でも参加することができます。
1984年から開催されており、現在では国内最大級のサイクルスポーツイベントとなっています。
多彩なレース種目
フルコース7周の「エリート」、「2周の部」「3周の部」「5周の部」「体験コース」「1時間サイクルマラソン」「個人タイムトライアル」・・・などなど実力別・年齢別、周回 数別にさまざまなカテゴリーが設定されています。ビギナーから上級レベルのレーサーまで、のべ1万人以上がこの大会に参加しているとのこと。
小学生では1‐2年、3-4年、5-6年と細かい年齢設定、男女別にレースが行われます。中学生男子の部ではもう大人顔負けのレースが展開されていますよ!
メインの「シマノ鈴鹿国際ロードレース」は、ホストチームのシマノレーシングチーム、国内の有力チーム、海外招待選手らが参戦し死闘を繰り広げるロードレースです。
このレースにはツール・ド・フランスなどの大会で活躍した有名選手が出場したこともあり、かなりハイレベルな闘いが展開されます。
小さなこどもたちも参戦できます!
0歳から6歳までの子どもたちによる「バンビーノ」というレースもあります。ベビーカーに乗った0歳児、ハンドルの着いた車の乗用玩具に乗る1歳児、ランニングバイクを巧みに操る2歳児、補助輪なしで参加する3歳児などの、親や兄弟の力を借りながら、がんばってゴールを目指します。
サブイベントも盛りだくさん!!
シマノ鈴鹿国際ロードレースはサブイベントもかなり充実の内容!自転車メーカー・輸入代理店の試乗会、講師を招いて、実践的なテクニックからトレーニング方法、女性サイクリスト向けのトレーニングやUVケアなどの方法、サイクリストのための栄養学などの講座が開かれる「知っ得講座」、ハンドサイクルエキシビションレース、プロ選手サイン会、子どもたち向けのスクール、大抽選会、コチラレーシングパワー花火などサブとはいえないようなイベントぶりです!
シマノ鈴鹿国際ロードレース
大会の雰囲気はこちらからどうぞ!
「モータースポーツファン感謝デー」は毎年3月に鈴鹿サーキットで行われている恒例のイベントです。このイベントでは、毎年カテゴリを問わず、レーシングカーが鈴鹿サーキットを舞台にデモ走行やレースを繰り広げられています。
モータースポーツファン感謝デー
2015年のこのイベントは「HondaF1復活祭”」と題して開催され、ホンダの歴代F1マシン35台が鈴鹿サーキットに集結し、展示されました。サーキットではアイルトン・セナ全盛期のマクラーレン・ホンダ「MP4/4」「MP4/5」「MP4/6」の3台のデモ走行、鈴木亜久里氏が、ラルース・ランボルギーニを操り走行するなど初日から大注目のイベント展開を見せてくれました。
ドリフトの芸術性を競うレース「全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)」からのデモ走行、スーパー耐久シリーズ」・「鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)」の公開テストとデモレースも行われ、最後には打ち上げ花火もあげられました。
グリッド&ピットウォーク
ホームストレートとピットロードを解放してのグリッド&ピットウォークも行われました。とにかく間近で錚々たるマシンたちを見ることができるので、これはうれしいイベントですね!
モータースポーツファン感謝デー
鈴鹿サーキットで行われる「Street Car Nationals」は、2016年で20回目の開催を迎えるカスタムカーのイベントです。
鈴鹿 ストリートカーナショナルズ
日米のカスタムカー・バイクが集合し、鈴鹿サーキット・ファミリーキャンプ場を彩ります。
1920年代から現代までのアメリカンカスタムカーを中心に、500台以上が参加するカスタムカービッグイベントのひとつです。
カーショー
オーナー自慢のカスタマイズされたクルマやバイクが並び、「おおっ!」と声が出てしまうような車も多くあります。
スワップミート&ピンストライプ
こちらはこのイベントの物販ブース。懐かしくて貴重なアメリカングッズが手に入ります。
ポスターや古着、キャップ、ワッペン、ミニカー、小物類・・・それだけではなくカスタムパーツ、エンジンパーツまで!掘り出し物に出会えるかもしれません!
いかがでしたでしょうか?
鈴鹿サーキットで行われるイベントをいくつかご紹介してみました。
2012年で鈴鹿サーキットは50周年を迎えました。1962年の9月にオープンしてから様々なイベント・レースが行われ、今では、日本でのモータースポーツの聖地としての地位を確立するまでになっています。
そしてこれからも、鈴鹿サーキットはレースやイベントを通して、様々なドラマを見せてくれることと思います。車なんてよくわかならいし、バイクも興味ないなあ、と思っている方も、ぜひ鈴鹿のイベントを体験してみてください!きっと新しい体験ができると思いますよ!
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