ほぼ毎日どこかで行われているサーキット走行会!参加しませんか?
2015/12/18
ゴンタ
2016/07/21 更新
サーキットは公道とは違い道幅も広くエスケープゾーンもありますので、思う存分スポーツ走行を楽しむ事が出来ます。サーキットでは走行会が開催されていますので、そこでサーキットデビューしてみると良いでしょう、そこで初めての走行会参加の注意点をいくつか挙げてみました。
サーキット走行は、100%自己責任の世界です。
コースを壊してしてしまった場合は弁償しなければなりませんし、自分の車を壊しても自分の責任です。
それでも、サーキットを走ることにより、一般道では得られない経験が得られます。
走行会でサーキットを楽しく走って帰るためにも、しっかりと準備をしておきましょう。
岡山国際サーキット
サーキットは全国にたくさんあります。
最初は一番近いサーキットで行われる走行会への参加が、移動にも無理がなく良いでしょう。
走行会の後でヘトヘトに疲れているのに、自宅まで長時間の運転は危険です。
サーキット走行会といえば。
・ドリフト
・グリップ(模擬レースのあり/なし)
・ジムカーナ(練習走行会)
でしょうか。
ドリフトの場合、初心者には難しいサーキットもありますので、走行会主催者に確認してみると良いでしょう。
走行会主催者も
・サーキットが主催しているもの
・チューニングショップが主催しているもの
・チューニング雑誌などが主催しているもの
とさまざまですので、サーキット走行会の案内Webページなどで、どういう趣旨の走行会であるのか確認し、走行会参加の参考にすると良いでしょう。
また、「初心者歓迎」とあるものを選びましょう。
走行会の車両のグループ分けの基準が、排気量やチューニング程度(エアコンレス、Sタイヤ等)であった場合、上級者のグループにエントリーされてしまう!なんてこともあるかもしれません。
参加申し込みの時に、一言「サーキット初心者」であることを伝えておくとよいでしょう。
cross走行会
・ヘルメット 初めはバイク用など手持ちのもので、フルフェイスが良い。
・グローブ 自動車用品店にも売ってありますので、できれば専用の物を選びましょう。
・服装 長袖、Gパン(足が隠れる長さ)で十分です。
・靴 サンダル等ではなく、運転しやすい靴(スニーカーで十分です)
エフイーティー FET 3Dライトウェイトグラブ
定価: 5,940 円(税込)
サーキット走行会ではこのようなレーシンググローブを使用しましょう。
・冷却水の確認
冷却水の量は適正か確認しておきましょう
・ブレーキパット、ブレーキフルードの交換、エア抜き
サーキットではブレーキが一番重要となります。
純正のパッドやブレーキフルードのままですと、すぐにフェード現象をおこしてしまいます。
安心して楽しめませんし危険ですので、スポーツパッドや、DOT4クラスのフルードに交換しておくことをお勧めします。
またエアがブレーキラインに入っていたりすると、エアーがかんだ状態(ベーパーロック現象)になってしまいますので、エア抜きをしておいた方が良いでしょう。
*フェード現象 パッドの表面が熱によって変質してしまい、抵抗が減少してブレーキの効きがわるくなること。ひどい場合にはほとんど効かなくなる場合もあります。
*ペーパーロック現象 ブレーキフルード内に空気がたまり、ブレーキペダルを踏んでもふわふわになること。ひどくなると、ペダルが"スコン"と底まで行くことも(ほとんど効かない状態に)あります。
ブレーキフルード
・オイル類の交換(エンジン、ミッション)
サーキットではエンジンやミッションを高回転で回し続けることが多くなりますので。交換しておきましょう。
NUTECミッションオイル ZZ-31 ZZ-32
ZZ-31
価格:5,600円
ZZ-32
価格:6,000円
・タイヤ
せっかくの走行会ですので、Sタイヤを選ばれるのもよいですが。
初心者の場合は、サーキットで車の挙動を感じるためにも、スポーツラジアルをおすすめします。
・シート、シートベルト
純正シートでも大丈夫ですが、余裕のある場合はバケットシートを付けましょう。
また、純正シートに4点式シートベルトでがっちりと締めるだけでも、
身体が固定され、走行中体が移動することもがなく運転に集中できます。
・その他
テープ 当日ゼッケンや、計測器を車体に固定するために必要な、ビニール・ガムテープ
工具、エアゲージ等
走行会前日の睡眠(よく睡眠を取って走行会に向かいましょう)
4点式シートベルト
集合・受付は走行時間の2時間前ぐらい前に行います。
受付をしてゼッケンをもらいます。
通常はサーキット入場料は別料金ですので、
速ければピットオープンの時間にはサーキットに入れます。
ドライバーズミーテイング
最初に行われるドライバーズミーティングには参加しましょう。
タイムスケジュールや走行時の注意、旗の説明など行ってくれます。
とても重要な事ですのできちんと聞きましょう!
走行時間までに走行準備をしておきます。
(できれば早めに準備を済ませ、行動と心に余裕を持ちましょう)
・飛散防止のテーピングをします
ビニールテープで、ヘッドライト・テールレンズ・フォグ等に×印に貼りましょう。
(もし破損した場合の飛散防止の為に貼ります。)
・ゼッケン・計測器を貼ります
はがれやすいのでガムテープを使いましょう。普通のガムテープよりも、糊が残りにくい荷造り等に使うものがよいでしょう。
計測器は高額なため、主催者に貼り付け位置を確認し、落ちないようしっかりと貼り付けるようにしましょう。
・ガソリンキャップがしまっていることを確認して下さい。
きちんとしまっていないとガソリンをまき散らして走ることになります
・車内の荷物はなるべく降ろしましょう。
車内やトランク内の荷物は降ろしましょう。
走行中ヨコGで車内をゴロゴロと転がっては危険です!
養生テープなど
ガムテープのかわりに、後の残りにくい養生テープも使いやすい。
通常サーキット走行会の走行時間は1枠が1時間です。
サーキット走行は、車両にも自分の体にも想像以上に負担がかかります。
ちょっと疲れたなと思ったり、なにか車がおかしいなと思ったら ピットインして休みましょう 。
走行時間が終了しましたら、後片付けをすみやかに行います。
ナット等緩みがないか、トルクレンチなどで確認しましょう。
走行会によっては、最後に模擬レースの表彰式や景品争奪じゃんけん大会などがありますので、参加して最後まで走行会を楽しみましょう!
・自分のペースを乱さない
サーキットは道幅も広くほかの人スピードが出ていますので、スピード感がありません。速く走らなけれならないなんてことはありませんので、自分のペースで走るようにして下さい
・無理によけない
後ろから速い車が来るとよけた方が良いのかと思いますが、うまい人はかってに抜いていきますのでじっとしていましょう。
どうしてもゆっくり走りたい場合は、ハザードを出して意思表示をしましょう。
・コースアウトしてしまい、グラベルに捕まり自力脱出が不可能な場合や、自走できなくなった場合には、その場で車を降り、車をチェックしたりしないで安全な コース外に待避 しましょう。
岡山国際サーキット バトルカップ
せっかく時間もお金もかけて走行会に参加するのですから、何か小さな事でもよいので目標を設定される事をお勧めします。
サーキットでのルールを守って走行会を楽しみましょう。
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