モンキーをボアアップしたらモンキーにオイルクーラーを付けましょう

モンキーにオイルクーラーを取り付けるメリットは何でしょうか？オイルクーラーがエンジンオイルを冷却してくれることによって、ストリートで使用する場合でもレースで使用する場合でも、エンジンオイルの異常な温度上昇を食い止めてくれるのです。

モンキーにオイルクーラーを取り付けることで、エンジン内のオイルを冷やしてくれますので、例えば、排気量を上げたパワーアップした車両で走行するとエンジンの熱量も上がります。

それによってエンジン内に循環しているエンジンオイルの温度も上昇しますから、オイルクーラーによってその上昇した温度を下げる必要があるのです。モンキーにオイルクーラーを取り付ける理由としては純正のモンキーにオイルクーラーがもともと取り付けられていないからです。

そしてモンキーにオイルクーラーをそもそも取り付けるオイルラインへの接続口も設けられていませんので、モンキーにオイルクーラーを取り付ける場合には専用のシリンダーヘッドカバーやクラッチカバーを取り付けなければなりません。

モンキーにオイルクーラーを取り付けると、高温になったエンジン内を循環していたエンジンオイルがモンキーに取り付けられたオイルクーラーに向かってオイルラインという耐熱加工されたチューブを伝って流れてきます。

この高温になったオイルはモンキーに取り付けられたオイルクーラー内に入ると、走行風が直接オイルクーラー本体を冷やす時に、エンジンオイルも冷やされて再びエンジン内に戻っていくようになります。

モンキーにオイルクーラーを取り付けると、オイルクーラーのコアと呼ばれるオイルが流れていく管と冷却用のフィンが高温になったエンジンオイルを冷やしてくれます。モンキーにオイルクーラーを取り付ける場所としてはいくつかの選択肢があります。

いずれにしても走行する時に発生する風がモンキーにオイルクーラーを取り付けた箇所に当たることが大切です。そのためにフロントフォークとエンジンとの境目にオイルクーラーをセッティングすることが一つの案として上げられるでしょう。

もしモンキーにオイルクーラーを取り付けるなら、この場所が一般的と言えるかもしれません。市販されているモンキー用に使用できるオイルクーラーのキットも取り付け場所としてこの位置を指定している場合があるでしょう。

モンキーにオイルクーラーを取り付ける場所として、他にもシリンダーのヘッドに取り付けるモデルもラインナップされています。この位置なら走行風が十分にあたりますし、この位置にモンキーのオイルクーラーを取り付けるなら、もともとモンキーの車高は低いですが、さらに車高を低く見せることができるようにもなります。

ただしこの位置に取り付ける場合には走行中にタイヤによって跳ね上がった石などによってオイルクーラーに傷がつかないようにフィン部分を金属製のメッシュなどでカバーすることも得策と言えるでしょう。

他にもモンキーにオイルクーラーを取り付ける場所としては、ヘッドライトの下が良いかもしれません。この位置には走ることで生まれる風が直接当たるようになりますので、モンキーに取り付けたオイルクーラーの力を最大限発揮することができるでしょう。

フロントマスクもレーシングタイプのような印象を与えます。もしモンキーにオイルクーラーを取り付けないまま真夏に長時間走り続けるなら、やがてオーバーヒートになる可能性もあるでしょう。ですから排気量を上げるボアアップ加工をした場合には何としてでもモンキーにオイルクーラーを取り付けるようになさってください。

いかがだったでしょうか？

モンキーにオイルクーラーを取り付ける際にはオイルラインの取り付け位置もどこにしたらよいか悩まれるかもしれません。一概に言えませんが、モンキーにオイルクーラーを取り付けた位置や他のカスタムパーツとの兼ね合いもあるでしょう。

オイルラインの位置決めはモンキーにオイルクーラーを取り付けた後に考えるよりも、オイルラインの位置とモンキーに取り付けるオイルクーラーの位置決め両方に関して事前に考えておくと良いかもしれません。

モンキーにオイルクーラーを取り付けるなら、大切なバイクのエンジンを守ることができますので検討することをお勧めします。