2016/03/08
あべちゃんこ
2016/05/18 更新
原付も使用していたらだんだん色々なところにガタがきます。そんな時、どこへ持って行って修理したらいいのか気になります。ここでは、原付のどこが壊れてくるのか、修理するにはどこへ持って行ったらいいのか詳しく調べて紹介していきます。
それでは原付の修理について見ていく前に、原付とはどんなものなのか見ていきましょう。
原付
原付のリアブレーキを修理しているところです。
原動機付自転車(げんどうきつきじてんしゃ)とは、日本の法規における車両区分のひとつである。道路交通法では50cc以下(電動機の場合は定格出力0.6kW以下)、道路運送車両法では125cc以下(電動機の場合は定格出力1.0kW以下)の原動機を備えた二輪車が該当し、法規上の条件を満たせば三輪、あるいは四輪のものもこの区分に該当する場合がある。省略して原付(げんつき)と呼ばれることも多い。
スクーター=原付というわけではなく、市町村が発行する白色のナンバープレートを付けているバイクを原付と言います。基本的には自転車と同じ扱いです。
それでは次に、原付を修理するにあたって、どういう所が壊れていくのか一つづつ見ていきましょう。
原付のエンジン
こちらはホンダのスクーターのエンジンになります。
原付のエンジントラブルにはいくつかあります。
駆動系のトラブルや、電装系のトラブル、吸気系のトラブルに、燃料系のトラブル、さらにはエンジンの音がうるさくなったなど様々です。
原付のウインカー
ウインカーの点滅をワンプッシュで解除できるプッシュキャンセル式ウインカースイッチです。
原付のウインカー部分には、ウインカーのヒューズ切れや、ウインカーの破損などがあります。
原付のガソリンタンク
原付のガソリンタンクは、椅子の下か足元の辺りにあることが多いです。
原付のガソリンに関しては、ガソリン漏れや、ヒューエルコックという部分の調子が悪いなどがあります。
原付のホーン
原付のフロント部分を開けたところです。
原付のホーンには、ホーンが鳴らないなどの不具合があります。
ヤマハ VOX XF50
ヤマハの高い収納性で人気のスクーターです。
原付のボディには、フォーク部分が曲がってしまうや、後輪のブレーキの故障などがあります。
原付のライト
こちらはヤマハ ジョグです。ライトが小さくてカワイイです。
ライト周りでは、ヘッドライトが点灯しないなどがあります。
原付のパンク
走行中に何か踏んでしまうことは皆さん経験あると思います。
原付もタイヤのパンクがあります。物を踏んでしまったり交換しないで乗り続けた場合です。
以上です。
原付に限らずですが、バイク1台で様々な所が故障していくのが分かります。
それでは、次に上記を元にどうやって修理していくのか見ていきましょう。
原付のエンジン
こちらは修理屋さんで修理してもらっているところです。
原付の故障で一番厄介なのが、走行中にエンジンが止まってしまったりすることです。
そのエンジントラブルの原因には、大きく分けて「燃料系」「吸気系」「電装系」「駆動系」があります。一つづつ見ていきましょう。
まず、ドライブベルトが切れてしまった場合、ベルトが切れる瞬間にエンジン音が空回りするような音になるので走行中に異変を感じることが多いようです。ベルトが切れてしまった場合、走行するのは難しいので、ドライブベルトの交換かもしくはクラッチの交換が必要になってきます。
こうならないよう、定期的にベルトの状態を確認しておくことでトラブルにならずに済みます。
原付のクランクシャフト
クランクシャフトは必ずしも壊れるわけではありませんが、壊れることもあります。
次にクランクシャフトのトラブルです。
クランクシャフトベアリングが正常に動かないとエンジンを始動する時に異音が発生します。エンジン停止時にも異音や急に止まるといった状態になります。この場合、ベアリングの交換とオイルシールの交換、必要ならクランクシャフトの交換をします。
原付のCDI
CDIとは、点火方式の一つです。これもトラブルの原因になることがあります。
続いて、原付の電装系のトラブルについてですが、CDIが原因のものやプラグ周りに原因のある場合、イグニッションコイルに原因がある場合などがあります。
CDIが社外品に交換してあると、故障の原因になることが多いようで、CDIから電気が流れなくなってしまってプラグに火が飛ばなくなってしまうことがあります。修理としては、純正品の方がトラブルが少ないので、純正品に戻すのをオススメします。
次にプラグキャップが抜けてしまっていることが原因の場合があります。プラグに火が飛ばないと運転中の衝撃などでエンジンが止まってしまうことがあります。プラグ抜け防止ピンが抜けてしまっているかプラグキャップとプラグコードの断線が原因と考えられるので交換します。あわせてイグニッションコイルの交換をする場合もあります。
エアクリーナーボックス
原付はこの中に様々なものが入っているようです。
続いての吸気系のトラブルとして、キャブにゴミが詰まることがあります。この場合は、掃除をしてあげる事で解決します。
原付のウインカー
ウインカーにトラブルがあると修理しないとダメです。
ウインカーのトラブルで一番多いのがヒューズ切れです。バッテリーの近くに黒くて四角いヒューズボックスがあることが多いので、それを開けてウインカーのヒューズを交換しましょう。
ガソリン漏れ
ガソリン漏れをほっておくのはとても危険です。
原付は倒れやすいので、倒れた拍子にガソリンが漏れてしまうことはあります。しかし、原付を立てた状態でガソリンが漏れている場合は修理が必要になります。素人が下手に手を出すと危険なこともありますので、バイク屋さんなどに持って行って修理してもらいましょう。
次にヒューエルコックについてですが、この原因にはストレーナーもしくはフィルターの汚れ、または負圧ホースの詰まりなどがあります。
コック部分には丸い形のお椀のようなものが付いています。これを取り外すことによってゴミが出てきます。そしてOリングも新品に交換することで修理は終了することが多いです。それでも解決しない場合は、バイク屋さんに持って行き見てもらいましょう。
原付のホーン
原付の社外のホーンも販売されています。
原付のホーンは車に比べて使用する時が少ないですが、ホーンが正常に鳴らないと違反切符を切られることもありますので、きちんと点検・修理をしましょう。
もし、ホーンが壊れている場合は、交換してしまうのが手っ取り早いです。
事故にあってしまった原付
事故にあい壊れてしまったら修理しないといけません。
万が一事故にあってしまい、フォーク部分が壊れてしまったら、バイク屋さんなどに持って行き修理をしてもらいましょう。必要な部品なども出てくるので、一緒に修理してもらうと便利です。
次に、後輪のブレーキが故障してしまう原因としてブレーキワイヤーの引き摺りなどがあります。ワイヤーは使用しているとヘタってきますので定期的に点検しておくと良いかもしれません。
原付のライト
ライトが付かないと夜運転するのは危険です。
原付のライトが付かないなどの原因として多いのがバルブ切れです。その場合は、その原付に合うバルブを購入し取り替えましょう。バルブは、バイク屋さんの他ホームセンターなどでも購入出来ます。
原付のタイヤ
パンクに気付いたら乗るのをやめてタイヤを交換しましょう。
原付に限らずでい すが、タイヤのパンクをそのまま放置し乗っていることはとても危険です。安全なところに原付を止め、パンクの原因を探り、バイク屋さんなどに持って行き修理してもらいましょう。ガソリンスタンドでもパンク修理してもらえると思います。
それではここで、バイク屋さんなどに修理をお願いする場合、かかる費用はどれくらいなのか見ていきましょう。
原付
修理をお願いすると一体いくらかかるのでしょう?
原付の修理にかかる費用を車種によって価格は変わってきますが簡単にまとめてみると…
・オイル交換 1,000円程度
・タイヤ交換(前後) 5,500円程度
・バッテリー関係(充電) 1,000円程度
(交換) 5,000円程度
・パンク修理 1,000円程度 空気圧調整は無料が多い
・マフラー交換 10,000円程度
・エンジン焼き付き・ピストン交換12,000円程度
・ブレーキパッド交換 4,000円程度
・ヘッドバルブ交換 1,000~3,000円程度
・ウインカー・テールバルブ交換500円程度
となっています。
費用はかかりますが、プロに任せることできちんと修理してもらえて安心できます。
いかがでしたか?
今回は、原付の修理についてのまとめでした。
ご自分の愛車を修理に出すことの無いよう、日頃から点検しておくと良いかもしれません。ですが万が一、修理に出すことになっても、ある程度価格等分かっていると安心できますね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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