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    原付に寿命はあるの?原付がどうなったら寿命と捉えたらいいの?

    どこでもスイスイ行けるとても便利な原付ですが、そんな原付にも寿命は来ます。それでは原付がどうなったら寿命と捉えたらいいのでしょうか?こうなったら「寿命が来た」や、寿命を遅くするために出来ることはあるのか詳しく紹介していきます。

    原付とは?

    それでは原付の寿命について詳しく見ていく前に、原付とは何なのか見ていきましょう!

    二輪スクーター

    こちらは二輪スクーター(ホンダ トゥデイ)です。可愛らしいです。

    原動機付自転車(げんどうきつきじてんしゃ)とは、日本の法規における車両区分のひとつである。道路交通法では50cc以下(電動機の場合は定格出力0.6kW以下)、道路運送車両法では125cc以下(電動機の場合は定格出力1.0kW以下)の原動機を備えた二輪車が該当し、法規上の条件を満たせば三輪、あるいは四輪のものもこの区分に該当する場合がある。省略して原付(げんつき)と呼ばれることも多い。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    あくまで、排気量によるカテゴリーであって、原付=スクーターというわけではありません。
    一般的には、50ccを原付と言い、それ以上の排気量をバイクと言っています。

    原付 寿命について

    それでは、本題に入りたいと思います。
    原付には寿命があるのでしょうか?
    どうなったら寿命と捉えたらいいのでしょうか?

    原付

    こちらも原付です。見た目が格好良いです!

    原付に限りませんが、バイクの寿命は「走行頻度」や「メンテナンス」、「1回あたりの走行距離」や「年間の走行距離」そして「走行環境(走り方や天候)」などによって大きく変わってきます。
    なので、一概に「○○kmになったら寿命だよ」とは判断できないのです。
    しかし、一般的にエンジン数の回転数が多いものの方がエンジンの劣化が激しくなりますので、寿命は短くなります。

    それでは、一つづつ詳しく見ていきましょう。

    原付の寿命に繋がるもの その① 走行頻度

    原付

    毎日の通勤や通学などに使用していると使用頻度は高くなります。

    走行頻度とは「どれだけたくさん原付に乗っているか」です。年に2,3回しか乗らない場合と週に5回以上乗る場合なら、後者の方が圧倒的に寿命(走行可能距離)は延びます。要は飾っているだけでは寿命は短くなってしまうということです。

    原付の寿命に繋がるもの その② メンテナンス

    原付のメンテナンス風景

    原付の出張修理サービスというものがあるそうです。突然の故障でも安心です。

    基本的に、お店に持って行ってメンテナンスしてもらったり消耗パーツを交換してもらうだけで「メンテナンス」は大丈夫です。全くメンテナンスに出さずに乗り続けると確実に寿命は短くなります。
    きちんとメンテナンスをしてあげることで、スクータータイプでも最低5万km程度は走ることが出来ます。

    原付の寿命に繋がるもの その③ 1回あたりの走行距離

    原付の走行距離

    原付では、1回の走行距離はそこまで長くならないと思います。

    1回あたりの走行距離は「20km以上」が一番エンジンに良いとされています。短距離で繰り返しはエンジンに負担をかけますので、エンジンの寿命はその分縮みます。
    その原因はオイルが劣化してしまうためです。

    原付の寿命に繋がるもの その④ 走行環境

    原付での走行風景

    そんなにスピードは出ないと言っても、運転には気を付けたいものです。

    「常に全開走行」と、「常に安全走行」では、前者の方がエンジンに悪影響を及ぼします。
    交通ルールを守り、常に安全に運転してほしいです。

    また「厳冬」や「猛暑」など過酷な天候時も、エンジンを劣化させる要因と成り得ます。

    自分で出来る、原付の簡単メンテナンス

    それでは次に、メンテナンスの詳細について紹介していきます。毎回お店に頼むとお金も時間もかかってしまうので出来れば自分でメンテナンスしたい!と思っている方、ここではご自分で出来る簡単なメンテナンスについて紹介していきます。

    チェーン注油&張り調整

    チェーンの注油と張りの調整をします。オイルが切れてしまうとチェーンが錆びてしまい、スムーズに動かず振動の原因となり最悪はチェーンが切れてしまいます。
    また、チェーンの張りも調整しておく必要があります。チェーンが緩いとチェーンが外れやすくなるし、強く締めすぎるとスイングアームの動きについていけずチェーンが切れてしまいます。

    タイヤの空気圧点検

    タイヤの空気圧の点検は必須です。
    空気圧は車種によって異なりますので、きちんと調べて記載されている通りに空気圧を保ちましょう。
    タイヤの空気圧の低下は燃費の悪化やタイヤの偏摩耗の原因となります。また空気圧が高すぎてもタイヤの接地面積が減ってしまい、グリップが低下してしまいます。

    オイル交換

    オイル交換も定期的に実施しましょう。交換頻度は、使い方によって変わってきますが、約3,000km~5,000kmごとが望ましいです。

    スパークプラグ交換

    プラグも消耗していきますので交換します。
    車種によって取り付け場所が違ってますので、自分でやるには難しい場合もあります。
    スパークプラグを外したら電極部の摩耗状態やカーボンの堆積具合を点検しましょう。

    バッテリー交換

    バッテリーが上がってしまうとセルが回らなくなりエンジンが始動できなくなります。
    バイクの場合は押し掛けでエンジンをかけることも出来ますが、完全に死んでしまった状態で乗っていると電装系などに負担がかかり最悪壊れてしまう場合があります。

    以上が、ご自分でも出来る原付の簡単メンテナンスです。
    上記のことをしてあげる事で寿命を延ばすことが出来ます。

    原付の寿命がきたら…

    それではここで、もし原付の寿命が来た場合、原付を足代わりとしている人にとっては次をどうするか決めなくてはなりません。寿命の場合は修理も出来ない場合が多いと思いますので、簡単ですがここで原付の新車価格と中古相場を載せておきます。

    Honda Giorno

    ホンダのスクータータイプの原付です。ピンクがとってもカワイイです。
    こちらの新車価格は189,000円~となっています。

    原付の新車価格は様々ですが、平均約138,240円~368,280円となっていました。

    原付の中古バイク

    中古バイクもたくさん売っていますね。しかしメンテナンスなおきちんとしていないバイクだと心配な部分もあります。

    原付の中古相場もバラつきがありますが、平均約29,800円~152,400円となります。
    中古バイクでもそれなりの価格になるので、出来れば新車の方が心配なく乗れると思います。

    原付の寿命についてのまとめ

    いかがでしたか?

    今回は、原付の寿命についてまとめてみました。
    きちんとメンテナンスすることで、原付の寿命は変わってきます。
    愛車の寿命を遅らせ、長持ちさせるにはきちんと面倒も見てあげることが大事だということが分かりました。
    原付を購入する際には、アフターケアもしてあげて寿命を少しでも延ばしてあげてください!

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